東京オリンピック 2020 概要
東京オリンピック 2020 公式ホームページ(日本語)
http://tokyo2020.jp/jp/

東京オリンピック 2020 公式ホームページ(英語)
http://tokyo2020.jp/en/

2020年東京オリンピック構想(2020ねんとうきょうオリンピックこうそう)は2020年夏季オリンピックおよび第16回パラリンピック競技大会を東京都に招致する構想である。開催都市は2013年9月7日にブエノスアイレスで開かれる第125次IOC総会で決定する。

今後のスケジュール

9月7日 - ブエノスアイレスで開かれる第125次IOC総会において各立候補都市の最終プレゼンテーションが行われ、その後IOC委員の投票によって日本時間の8日午前5時半ごろ開催都市が決定する。

選手村が設置される計画の晴海地区
ウエイトリフティングの会場となる計画の東京国際フォーラム
メディアセンターやレスリングなどの会場となる計画の東京ビッグサイト
柔道の会場となる計画の日本武道館

2016年の時のメインスタジアム建設予定地となっていた中央区の晴海地区。選手村予定地となっている。
東京招致委員会は2013年1月8日に詳細な開催計画をまとめた「立候補ファイル」を公表した。

スケジュール
オリンピック
正式名称:第32回オリンピック競技大会 
英文名称:The Games of the XXXII Olympiad
開催期間:2020年7月24日(金)~8月9日(日)
パラリンピック
正式名称:第16回パラリンピック競技大会
英文名称:Tokyo 2020 Paralympic Games
開催期間:2020年8月25日(火)~9月6日(日)

ビジョン
Discover Tomorrow 未来(あした)をつかもう
成熟都市でのオリンピック開催意義を示す
2012年ロンドン大会同様に成熟都市で開催することで、確立されたインフラや安定した社会から生まれるあらゆる恩恵を示す
1964年東京大会で生まれた国民の団結、誇り、自信を再び取り戻す
質の高い綿密な計画と安全な大会の開催
2016年大会招致活動(2016年東京オリンピック構想)での教訓を糧にブラッシュアップした開催計画
優れた交通網と輸送システム及び豊富な宿泊施設によるスムーズな大会運営の実施
良好な治安と優れたセキュリティ計画による安全な大会運営の実施
大規模な国際大会の開催経験に基づいた的確な大会運営能力
大都市東京の中心で行うダイナミックな祭典
選手村を中心とした半径8km圏内に85%の競技会場を配置したコンパクトな会場配置
大都市東京の中心で大半の競技を行うことで大会をより盛り上げる
競技のほかにも文化イベントやライブサイトなどのフェスティバルを各地で開催
式典
場所
開閉会式は8万人収容スタジアムへの建て替え計画が既に進められている国立競技場で行われる
日時
開会式は2020年7月24日20時~23時、閉会式は同年8月9日21時~24時に行われる
コンセプト
「Discover Tomorrow」をテーマに、最新技術と日本の伝統文化の演出を行う
被災地支援
東京の計画書では東日本大震災からの復興の一環として、オリンピック・パラリンピックの開催及び準備期間における32の被災地支援策を計画している。この計画は、東京招致委員会のメンバーとして加わっている岩手県、宮城県、福島県の東北3県の知事と東京都が合同で開催した復興専門委員会の中で策定された。主な支援策は以下のとおり。
サッカー予選会場の1つとして宮城スタジアムを使用
聖火リレーに被災地の住民が参加して三陸海岸沿岸をリレー
競技施設の建設や改修には被災地の企業を中心に発注
大会開催前における各国の事前合宿地として東北地方を中心に提供
被災地の中高生が大会の式典や文化イベントに積極的に参加
大会期間中に東北を紹介するイベントを都内各地で開催
競技会場
会場	競技	収容人数
()内はパラリンピック	施設計画
オリンピック	パラリンピック
国立霞ヶ丘陸上競技場	・開会式
・閉会式
・陸上
・サッカー(決勝)
・ラグビー
・マラソン(発着点)	・開会式
・閉会式
・陸上	80000人	計画
国立代々木競技場	・ハンドボール	・車いすラグビー	12000人(12000人)	既存
東京体育館	・卓球	・卓球	8000人(8000人)	既存
日本武道館	・柔道	・柔道	11000人(11000人)	改修
東京国際フォーラム	・ウエイトリフティング		5000人	既存
皇居外苑	・自転車(ロードレース)スタート地点		1000人	仮設
両国国技館	・ボクシング		10000人	既存
有明アリーナ	・バレーボール	・シッティングバレーボール	15000人(15000人)	新設
有明BMXコース	・自転車(BMX)		5000人	仮設
有明ベロドローム	・自転車(トラック)	・自転車(トラック)	5000人(5000人)	仮設
有明体操競技場	・体操	・ゴールボール	12000人(5000人)	仮設
有明テニスの森	・テニス	・車いすテニス	A:10000人(10000人)
B:5000人(3000人)
C:3000人(2500人)
D:2500人	改修
お台場海浜公園	・トライアスロン
・水泳(マラソン)	・自転車(ロード)
・パラトライアスロン	10000人(10000人)	仮設
潮風公園	・ビーチバレー		12000人	仮設
東京ビッグサイトホールA	・レスリング	・パワーリフティング	10000人(5000人)	既存
東京ビッグサイトホールB	・フェンシング
・テコンドー	・ボッチャ
8000人(5000人)	既存
大井ホッケー競技場	・ホッケー	・A面:脳性麻痺者7人制サッカー
・B面:視覚障害者5人制サッカー	A:10000人(10000人)
B:5000人(4000人)	新設
海の森クロスカントリーコース	・馬術(クロスカントリー)		0	仮設
海の森水上競技場	・カヌー(スプリント)
・ボート	・パラカヌー
・ボート	14000人(14000人)	新設
海の森マウンテンバイクコース	・自転車(マウンテンバイク)		2000人	仮設
若洲オリンピックマリーナ	・セーリング	・セーリング	2000人(2000人)	新設
霞ヶ関カンツリー倶楽部	・ゴルフ		1000人	既存
葛西臨海公園	・カヌー(スラローム)		12000人	新設
夢の島ユースプラザ・アリーナA	・バドミントン	・車いすバスケットボール
・車いすフェンシング	7000人(7000人)	新設
夢の島ユースプラザ・アリーナB	・バスケットボール	・車イスバスケットボール(決勝)	18000人(18000人)	新設
夢の島公園	・アーチェリー	・アーチェリー	7000人(7000人)	新設
夢の島競技場	・馬術(馬場馬術/障害馬術)	・馬術	14000人(14000人)	既存
アクアティクスセンター	・水泳(競泳/飛込/シンクロ)	・水泳(競泳)	20000人(20000人)	新設
ウォーターポロ・アリーナ	・水泳(水球)		6500人	仮設
武蔵野の森公園	・自転車(ロードレース)ゴール地点		1000人	仮設
武蔵野の森総合スポーツ施設	・近代五種(フェンシング/水泳)		8000人	計画
陸上自衛隊朝霞訓練場	・射撃	・射撃	クレー:4600人
ライフル:3000人(3000人)	仮設
東京スタジアム	・サッカー(予選)
・近代五種(射撃/ランニング/馬術)		50000人	既存
札幌ドーム	サッカー(予選)		41000人	既存
宮城スタジアム	サッカー(予選)		50000人	既存
埼玉スタジアム2002	サッカー(予選)		64000人	既存
横浜国際総合競技場	サッカー(予選)		72000人	既存
関連施設
晴海埠頭 - 選手村
東京ビッグサイト - メインプレスセンター(MPC)・国際放送センター(IBC)
帝国ホテル - IOC本部
予算
大会運営予算は約3000億円を見積もり、IOCからの分配金やテレビ放映権料、チケット収入、スポンサー収入などで賄う。この他、東京都はすでに約4000億円の準備金を積み立てており、仮に大会運営に赤字が発生した場合には政府による財政保証も取り付けている。
チケット料金は立候補ファイルで「すべてのイベントで会場を満員にすること」を目標に、比較的低価格な設定とした。販売価格は平均7700円で、約6割を4400円に設定。最も高額な開会式も2万円~15万円に設定し、直近のオリンピックと比較しても安価な設定となっている。また、16歳以下の「子供料金」の導入も計画している。
宿泊施設
東京の計画の強みでもある宿泊施設は選手村から半径10km圏内に約8万7000室、50km圏内では約14万室の客室がすでに存在し、IOCの求める基準を大幅にクリアしている。
交通
立候補ファイルで「安全性、効率性、利便性、定時運行性は世界最高水準」と記載。総延長1052km、760駅を有し、都心部ならどの地点からでも1.2kmで駅に行けると示している。
大会期間中は効率性を高めるため、都営地下鉄大江戸線などの主要路線を24時間運行にすることも規定している。
その他、24時間運行している約5万2000台のタクシーや都内を走る都営バスなどの交通システムの充実性を示したほか、選手村の最寄り駅となる都営地下鉄大江戸線の勝どき駅の改築も規定している。
道路網として重要な役割を果たす首都高速道路の改修を規定し、オリンピック関係者の「専用レーン」を設けることも提示した。
2016年招致計画からの変更点
メインスタジアムが、晴海埠頭に新設予定だった東京オリンピックスタジアムから国立霞ヶ丘陸上競技場の改築に変更。8万人規模へ建て直し、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップに合わせて完成する。
前回招致計画で狭さを指摘された選手村を晴海地区に変更し、より面積を拡大。
前回招致計画で選手村予定地だった有明地区に自転車・バレーボール・体操競技を集約。
前回招致計画で新設を既存と表記されていた事を指摘された水泳競技会場は、既存の東京辰巳国際水泳場の隣接地にある辰巳の森海浜公園に水泳会場と水球会場を新設する。
大井競馬場を中心に行う予定だった近代五種競技を、東京スタジアム及び隣接地に完成予定の武蔵野の森総合スポーツ施設での開催に変更。